社会貢献で会社も成長

地域と共にの想いが原点

弊社の始まりは、祖父が安芸区船越町で同業の会社を経営していたことから刺激を受け、別の地域で同様の事業を始めるアイデアが生まれました。そこで選んだのが縁もゆかりもない東広島でした。東広島を開業の地に選んだ理由は、冬に雪が降る地域であり、人口も増加していることから、タイヤ業の将来性があると判断したからです。

私の父はもともと建設機械の営業をしており、先代を務めていました。2017年に私が代表取締役に就任し、事業内容はタイヤの販売や取り付けです。顧客のうち、9割は自社トラックを持つ物流や建設業などの法人です。

SDGsで働きやすい

東広島に縁がなかったため、地域に早く溶け込み、地元の事業者とつながりたいという思いから、地域の動向や行政の取り組みを積極的にチェックしています。SDGs未来都市東広島推進パートナー制度にも応募し、地元の企業と交流する機会を求めました。

また、弊社では以前から若い社員の定着が難しい課題があり、ルールが曖昧であることも課題として認識しています。これらの課題解決のために、SDGsを基盤にした様々な取り組みを行っています。

私たちのSDGs実践への取り組み

会社概要

社員に大好評の「社長めし」

社員に大好評の「社長めし」

私たちの仕事は健康な体が基本。健康を維持するためにはバランスの取れた食事と十分な休息が重要です。私は社員に自身の手料理を提供する「社長メシ」というイベントを毎月一度行っています。この場を通じて、食事の楽しさを共有し、健康的な食習慣を促進したいと考えています。

私はもともとアウトドア好きであり、キャンプ道具を使った料理を提供しています。BBQやカレーなど、アウトドア感溢れる料理を中心に用意しています。社員一同、本当によく食べるので、食べ残しはありません。また、居酒屋での飲み会でも、皆料理を無駄にせず、食事を大切にしています。このような食事の大切さを、社内全体で共有しています。

男女が関係なく活躍できる環境です

タイヤ交換などの作業は、力仕事であり、汚れることもあり、ほとんどが男性社員です。しかしながら、最近では「車に関わる仕事に興味がある」という女性からの応募も増えています。学校からの実習生やインターンシップ希望があれば、男女を問わず積極的に受け入れています。また、時代の変化に対応するため、おむつ交換台のある広いトイレを新設したり、女性でも働きやすい環境を整えるために扱いやすい機械工具を増やしています。

同時に、社員の年収を引き上げるなどの取り組みを行い、離職率を0%にすることを目指しています。

男女が関係なく活躍できる環境です

時流に乗ったサービスや製品の開発

製造業を営むクライアントからの要望に応えるため、自動運転可能なゴルフカートの開発を進めています。同様の製品は市場に出回っていますが、新品の価格が高いため、中古品を改良すればコストを抑えられ、多くの場面で需要があると考えています。また、タイヤの交換が可能な設備や、自家発電機能を備えたトラックも提供し、災害現場などでの活躍も目指しています。将来的には、道の駅でのタイヤのエアーチェックなど、地域貢献に繋がる活動も展開していく予定です。

時流に乗ったサービスや製品の開発

廃タイヤのリサイクルで環境を考える

廃タイヤのリサイクルで環境を考える

廃タイヤは、メーカーに提供され、リサイクルされたり、再利用されたりしています。近年では、リサイクルタイヤや化学燃料に変換されるほか、鞄やサンダルなどのアップサイクル製品としても利用されています。さらに、徳島県にあるオフグリッド(公共インフラを必要としない)ハウスでは、古タイヤが壁材として再利用されています。

この取り組みに触発され、東広島においても、地元企業と協力して、環境に配慮した観光拠点となるような建物を建設する検討を進めています。

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